FC2ブログ
コンテントヘッダー

中東危機…フェイク時代のリスク…


イスラエルのパレスチナ・デモ隊に対する暴挙、2日間弱で62人の死者、2,700人以上の重軽傷者を出した。「デモ隊に対する銃使用は国際法違反」「非人道的行為」と言う国際的批判に対し、イスラエル・アメリカ共々「正当な防衛行為」「ハマスの責任」と、相も変わらず「自説」を繰り返している。

国連安保理、常任理事国アメリカがイスラエルを支持する限り、イスラエル非難決議は成立しない。結局、イスラエルが何をしても、世界はただ傍観するだけ…、イスラエルもアメリカも、「国連の無力」を十二分に知っている。国連を軽視している。

だが、今回の状況は大分異なる。イランを意識した「挑発」の感がある。アメリカの「6カ国核合意からの離脱」、イランに対する「経済制裁」の実行、そして、その延長線上にイスラエルによるイランに対する「直接攻撃」がある。イスラエルはイランを攻撃したくて仕方がない様だ。

イスラエルによる「必要以上」の「パレスチナ人の虐殺」、イスラエルは、イランが怒り、何らかのアクションを起こすのを虎視眈々と待っている様だ。可能性としてはヒズボラからのロケット弾攻撃?…。「裏にイランがいる」「イランの指令」と大宣伝し、「ヒズボラ攻撃」、その延長線上の「イラン攻撃の正当性」を世界に「アピール」するだろう。

危険なのは、ヒズボラやイランが何をしなくても、イスラエルが「フェイク」を発信し、「フェイク」か「真」か「白黒」付かぬ間に攻撃に走る事だろう。その可能性は十分ある。アメリカのヘイリー国連大使、昨日の緊急国連安保理で、イスラエルの「先制攻撃」の正当性を強調した。イスラエルの「先制攻撃」を暗に示唆した「脅し」であり、「そのように誘導する戦術」だろう。中東戦争への誘導戦略でもある。究極のターゲットはイラン…。


「フェイク」が武器になる時代になった。白黒が判明する前に攻撃する…。言い換えれば、「何でもありの世界」、「勝利」した方が「正義」となる。更に、言い換えれば、「武力」と「知恵者」が揃えば、「何でも出来る時代」、トランプはそれを踏まえて、「アメリカNO1」の復活と言っているのだろう。知恵者として、極右のポンペイオとボルトンを揃えた。

「フェイク」は強力な武器、だが、「フェイク」を上手く使いこなすには、「ぶ厚い面(つら)の皮」が必要だ。トランプ? 「面の皮」云々は関係ない? 恥を知らない、恥を恥と思わないナルシスト…、極めて危険である。頭の中は、「中間選挙」と「大統領再選」しかない様だ。中東の混乱は支持者に受けると思い込んでいる。

北朝鮮、数週間トランプの言いたい放題であったが、そろそろ、「脅し返し」に入りそうだ。「茶番第2幕」が始まる。金正恩はイスラエルでアメリカがどう動くか冷静に観測している。「核完全廃棄」「先制攻撃の正当性」などは、良い参考になるだろう。当然、「核完全廃棄」など毛頭考えていない。一種の「フェイク合戦」である。

「核完全廃棄」(の可能性)と言う「美辞」に溺れ、アメリカを傘に強気に語る日本の政治家…、「幼い」と言うか「愚か」と言うか、金正恩は冷たくほくそ笑んでいるだろう。「安倍も河野も有効活用できる」「日本から幾らむしり取れるだろうか?」…と。
スポンサーサイト
コンテントヘッダー

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

徒然愚思

Author:徒然愚思
在インド9年、在シンガポール4年、中国放浪の旅1年…、
主食は酒、酒の肴は煙草、65歳過ぎて、未だふわふわ漂う‘はぐれ雲’人生…。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR