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超タカ派ボルトン登場…トランプの狂人化助長…


混迷している世界に、超危険人物が登場した。其の名はジョン ボルトン…。トランプは側近を「通常に近い選択方法」で指名し、自分に逆らうものを次から次へと首にし、最終的に自分の意見に近く、「忠誠」を誓う「イエスマン」で身の回りを固めた。第一段階の最終・最重要人事は大統領補佐官としてジョン ボルトンを起用した事だろう。トランプの外交・安全保障政策を支える「国家安全保障担当」である。4月9日に就任する。

ジョン ボルトン、知る人ぞ知る、「超タカ派」「生粋の保守派」「ネオナチ」「親イスラエル派」「親台湾派」…。政治外交経験は豊富であるが、「過激な信念・自己主張を露骨に言う危険人物」と思われている。

「日本の国連常任理事国入り」を支持、「台湾の国連加盟」支持、北朝鮮問題に関し「日韓は核武装を検討すべき」と主張している。

中東問題に関しても、歴代大統領は手緩いと批判、強硬論を展開。当然、ロシアやイランに関しても、「超攻撃的」な姿勢を貫いている。危険なのは、「頭」が良さそうな点である。政治・外交能力と言う視点から見れば、はるかにトランプより有能だろう。言い換えれば、「極めて危険なアドヴァイザー」「イエスマン」になる可能性がある。

北朝鮮問題…極めて強硬な戦術をトランプに提案するだろう。日韓に「核武装を検討すべき」と言う程の強硬派である。中国に屈する事もしない。中国とは貿易戦争と切り離した交渉を提案するだろう。「ディール」より「信念」、その点では「ディール」を重んじるトランプとずれて来る可能性もある。

ロシア問題…兎に角、根っからの「超右翼」、「ロシアの復権阻止」が基本中の基本、当面はイギリスで起きた元スパイ暗殺未遂事件・化学兵器(薬品)使用疑惑、中東政策・ウクライナ政策等々で益々敵視路線に突っ走るだろう。

米中貿易戦争…中国と安易な妥協はしない。更に南沙諸島問題で過激な戦術を提案し、中国の大国化阻止に走る可能性が大である。親台湾派である。

ボルトン、兎に角、危険である。

喫緊の危険な問題はシリア…。IS掃討後の内戦処理、ロシア・イラン・トルコが動き始めた。現状、アメリカは蚊帳の外である。

アメリカがIS掃討で協力関係にあり支援して来たクルド人問題、クルド人はイラン・トルコ・シリアにとり邪魔者の存在である。トランプは「金の無駄遣い」としてシリアからの米兵撤収を検討せよと指示した。

焦ったのはシリア反体制グループ、「アサドは化学兵器を使い、非人道的戦争犯罪をしている」と国際社会に訴える戦術を強化した様だ。

元より、「シリア人権監視団」は、在英国の反アサド派NGO、反アサド派約2,000人の情報をベースに反アサド宣伝活動をしている。情報の信憑性は極めて疑わしく、「フェイク」や「やらせ」も多いと言われている。ロイターなどが情報を買い、NHKも利用している様だが…。真実は判らない。

シリア反体制派、元来「烏合の衆」、アサド打倒は自力では不可能である。数年前までは「IS」や「アルカイダ」等のテロリストグループを「反アサドグループ」として共闘して来た。其れが意外な形で変形、最終的にはIS掃討に繋がった。

現実問題として、反アサドグループだけではアサド体制を打倒できない。アサドの背後にはロシアやイラン、ヒズボラが付いている。反アサドが唯一期待できるのは「米欧」の軍事力。だが、米欧は直接シリア政府軍を攻撃できない。「内政干渉」としてロシアや中国から非難されるからだ。

シリアに派遣されているロシア軍に犠牲者が出れば「米露武力衝突」に繋がる可能性は「ゼロ」ではない。中国も強硬に対米非難に動く。貿易戦争も激化する。中国は強硬路線を固執するだろう。

アメリカが唯一正当性を主張できるのは、「シリアが化学兵器を使用している」「非人道的戦争犯罪を止めさせる為の攻撃」と世界に認知させる事だろう。それを反アサド派が後押ししている。だが、「フェイク」であれば、イラクで犯したのと同じ罪に問われてしまう。トランプは慎重の様だが、ボルトンはどう出るか?

実際のところ、「真実」は判らない。誰が非人道的行為を「しているのか」、「していないのか」…。

非人道的虐殺行為、それが戦争である。

所詮、米欧が民主主義を美化し、反政府グループに武器を提供した「アラブの春」の結果である。最初から、「支援の仕方」が誤っていたとしか、言い様がない。

そう簡単に「革命」は出来ない。「頭の無い烏合の衆」では犠牲者が増えるだけだ…。反アサドと喚いている。そして「アサドは酷い」「助けてくれ」と。だが、自らも政府側の一般人を殺戮している。 大いなる矛盾…。

どうするボルトン、イスラエル親派…。先日、イスラエルかアメリカかは不明だが、シリア国内の政府軍拠点にミサイルが撃ち込まれた様だ。アメリカは否定している。

世界中、あちこちに黒雲が流れ始めている。「トランプ病」だろう。
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徒然愚思

Author:徒然愚思
在インド9年、在シンガポール4年、中国放浪の旅1年…、
主食は酒、酒の肴は煙草、65歳過ぎて、未だふわふわ漂う‘はぐれ雲’人生…。

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