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グローバル世界…「孤立」して生きられる?…


トランプが仕掛けた貿易戦争文字色…、「強引」で「傲慢」な強気の姿勢、まずは相手を「力」と「脅し」で圧倒し、「アメリカにより有利な妥協」を引き出す「ディール」に持ち込む為の戦術だろう。

アメリカの安全保障を脅かす」と言う訳の判らぬ理由を正当化するために懸命である。中国が報復の絶対的対象だろうが、中国だけ攻撃ではあまりに露骨である。それで、「甘ちゃん」の日本を利用しているのだろう。

忠犬の様にスリスリしている日本を人身御供に晒している。「トランプに笑顔しか見せられぬ安倍」に対する、トランプの「微笑み返し」…、日本は「除外してと懇願するしか出来ない」と見越した戦術の様だ。加え、「日本の駐留する米軍の費用をもっと負担しろ」「負担しなければ、日本の安全保障はおぼつかなくなる」…、中国・北朝鮮の恐怖をチラつかせながら脅している。「経済問題」と言うより「外交問題」の様だ。政府は、未だに「除外」に「望み」をかけている様だが…。

トランプ、自分と同意見の強硬派で身の回りを固めた。トランプに忠誠を誓わぬ者は首…。従い、頭脳はトランプ並みに低いだろう。特に、世界経済に関しては疎いようだ。その証が「アメリカNO1」の発想、「孤立主義」の発想、「グローバル経済の否定」等々だろう。

数年前、タイで大洪水になり、工業団地が長期間にわたり水没、操業休止に追い込まれた。自動車やハイテク製品の部品等々の工場が多く、日本を筆頭に多くの先進国が生産拠点をタイに移転、「供給基地」とした。当然、自社のみならず他社向けの部品供給を担う工場でもある。大洪水による操業停止、世界各地の企業が「部品不足」による操短・操業停止に追い込まれた。世界企業の多くが安全操業の為、部品供給基地を世界各地に分散させた。「グローバル経済」の特徴でもある。生産拠点はアジア圏に多い。「コスト」の安さと「勤勉」と言うメリットがある。

特に自動車、自動車を完成させるには2万~3万と言われる部品を「常に揃えて置く必要」がある。一つの部品でも揃わなければ自動車は完成できない。時間内に揃わなければタイム・ロスになる。「安全」且つ「合理的」且つ「タイムリー」に「無駄が極小」且つ「安く」部品を準備するシステム、トヨタの強さの基本だろう。

アメリカ企業も同じだ。世界各地から部品を輸入している。自動車関連部品はメキシコ(マキラドーラ)やカナダが主だろうが、ハイテク製品などは世界各地から集めているだろう。数千~数万必要な部品の内、一つでも手当てできなければ完成品は出来ない。アメリカに対する「報復の武器」になる。アメリカは、そのような「危険」且つ「貴重」なモノは「除外」の対象とするだろうが、そんな「アメリカご都合主義」の条件を全ての国が認めるとは思えない。「報復には報復を」と考えている国は、意図的に「アメリカ不都合主義」となるだろう。

中国やEU、アメリカ共和党の強い州を基盤とする製品の狙い撃ちを考えている様だ。貿易戦争激化の過程で、様々な「弾」が飛び交うだろう。恐怖に怯えているのはむしろアメリカ企業?

歴史的にアメリカが自ら選択した「グローバル経済」、即ち、「アメリカ主導で進められたアメリカ本国を赤字にする貿易構造」自体が、これからはアメリカの報復対象となる。アメリカが「過去のアメリカ」を攻撃する=「過去のアメリカ」の否定…、「過去のアメリカ」方式に依存する企業は企業存続の危機に直面する。部品が手当てできなければ生産停止せざるを得ない。「高額関税」の部品を使えば赤字に追い込まれる。「グローバル経済否定」の「当然の帰結」である。「除外?」…、一時的な救済策…、「出鱈目」で「ご都合主義的な秩序」など永続する筈がない。やがてボロが出る。アメリカはWTO脱退を仄めかしているが、それは「報復」戦争の激化を意味する。世界経済は混乱し、経済規模は縮小する。当然、企業も業績が悪化し規模も縮小する。結果、膨張する「先行き不安」要因で株価は下落するだろう。

中国の「貿易戦争用の武器」、今は冷静に、WTOのルールに抵触しない範囲内の報復として20~30億ドル規模の対象製品(120~130品目)を羅列するに留めている。だが、アメリカの「本格的大規模攻撃」の詳細が明らかになれば、中国は更なる異なる方法での「大規模報復」に出るかも知れない。中国側は「あらゆる選択肢を検討している」と「脅し返し」を表明している。

中国の「伝家の宝刀」、ボーイング300機の契約(約380億ドル)の破棄も大きな武器だが、中国が現在保有している約1.17兆ドル(約123兆円)の米国債、この数年で大分減少させたが、今回の攻撃に対する措置として、報復の手段に使うかも知れない。どのような悪影響を与えるか、規模が大きすぎて「未知の世界」だ。来週以降、債券市場の波乱・動揺が危惧される。

今日、上下院で承認されたアメリカの2018年度予算案、やっとトランプがサインした。メキシコ国境の壁建設の予算、トランプ案は認められずトランプの夢は実現できなかった。公約違反である。トランプは激怒、だが、サインしなければ一部政府の閉鎖となる。捨てゼリフを吐きながら、不承不承サイン、予算は承認されたものの、共和党とトランプ間のしこりは残り、溝は深まる。もう滅茶苦茶、アメリカは「餓鬼大将独り舞台」の様相を呈している。

銃規制、司法省は「バンプストック」を機関銃と同様に扱うとして販売停止を宣告したらしい。NRAとの関係、トランプはNRAとの関係でも難題に直面する。

トランプ、孤立して生きられるのか? 「最大の敵」はアメリカ?…。

中露の指導者は笑って「模様眺め」だろう。両国首脳、極最近国民に認められた絶対的独裁者…、国内情勢に一切の不安を抱かず、外交取引が出来る。アメリカの輸入制限で「損失を被る多くの中国企業」が出て来る。中国指導者は「悪いのはアメリカ」と「愛国心」高揚に利用し、独裁制を強める戦術に出るだろう。中国国民に「我慢」を訴え、「政府の保障」で耐えさせ、対米報復を大きく宣伝する。共産党の常套手段で中国人にとっては経験済みである。 

一方、アメリカ人…、我慢出来るだろうか?

結果は、中間選挙? トランプも共和党も、大分焦っている様だ。焦り空回りの結果が「貿易戦争」じゃ、アメリカ国民は怒るのが当たり前だろうが、それを判らぬアメリカ人も多い様だ。アメリカ陥落の主因?…、レベルの低下…。

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徒然愚思

Author:徒然愚思
在インド9年、在シンガポール4年、中国放浪の旅1年…、
主食は酒、酒の肴は煙草、65歳過ぎて、未だふわふわ漂う‘はぐれ雲’人生…。

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