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トランプ宣戦布告…敵はCHINA・EU・USA・・・


トランプ、公約通り「(貿易)戦争」宣戦布告した。当面は現在交渉中のNAFTA(カナダ・メキシコ)は例外措置、米同盟国には特別配慮(柔軟な対応)を匂わせているが、世界貿易が混乱する事は間違いない。輸入制限される対象国は報復措置を検討している。具体的には来週中にも実弾が飛び交う事になる。まずは‘口’だけだろうが…。

アメリカ政府の「建前」は、「アメリカの安全保障を害する不平等・不公正な貿易」に対する適正な措置」だが、実際には「貿易収支不均衡」を生み出す製品の輸入制限である。EUの報復案に関し、EU車の制限まで仄めかしている。滅茶苦茶である。アメリカの選択と言うより、トランプの浅はかな‘思い付き’であり、理論的には「超幼稚」である。

貿易戦争の「最大の敵」は中国…。但し、中国だけを標的にすると露骨になるので、全世界に対する「公正な戦争」と言う言葉で誤魔化そうとしている。その誤魔化しの為、同盟国のEUを巻き込み「カモフラージュ」しようとしている。巻き込まれたEU、カンカンである。中国より露骨、且つ過激に怒っている。

トランプの真の狙いは「「貿易収支の改善」であり、「鉄鋼とアルミ」は、選挙・宣伝用に祭り上げられた「象徴」である。国内より様々な批判があるが、もはや取り下げるわけには行くまい。「貿易不均衡是正」と言うが…、アメリカの「貿易収支赤字」は、貿易の問題と言うより「アメリカ経済の構造的問題だろう。アメリカ自身が選択した道を歩んだ結果である。

中国…人口14億人弱、EU…イギリスを含めれば28カ国・人口5億人強、イギリスを旧宗主国とするコモンウェルス加盟国53カ国…、「第2国連」と言われるが、イギリスの意向に従うだろう。特に、南西アジア、インド・パキスタン・バングラデシュ…ヒンズー・イスラム教国家…将来的大市場…この3カ国の人口約16億人、反米的である。これだけで35億人、人口約3億人のアメリカの11倍以上の市場である。規模だけで見れば、アメリカに勝ち目はない。

トランプの常套手段、まずは「恐喝」、「ヤクザなやり方」と言うより、暴力団を「笠に着た」チンピラの「脅し」に似ている。その「脅し」に怯える弱者の反応を見る。弱気に出れば、強気を通し、予想外に反発が強ければ、徐々に「柔軟性」を示し、良い条件を相手から引き出そうとする。ディールと言うより、正に「恐喝」である。常套手段が使えなくなったら、どうするのか? 「どうして俺ばかり虐められるのか?」と泣きに入るかも知れない。

貿易戦争、敵は中国やEUだけではない。NAFTAのカナダやメキシコは、アメリカの言いなりにはならないと粘り腰、裏には、カナダやメキシコ製品輸入で利益を享受しているアメリカ企業がいるだろう。

一番の敵は、アメリカ国内の企業、報復関税で損失を被る企業の様だ。下手をすれば票を失う共和党議員、いつでもトランプの敵に豹変する。選挙の為に虚勢を張っているトランプ、其の一番の敵は身内の筈の共和党(一部だろうが…)のようだ…。


アメリカ政府に有能な人材が残っているのだろうか? 重要ポストは空席だらけである。「空の政府」では、「貿易戦争」と言う難題に対処できないだろう。何故なら、「世界中敵だらけ」である。経済問題ばかりではない。政治外交問題も多難状態にある。

アメリカ政府の無能が、世界を混乱させる。与党・共和党は何もできない。アメリカの悲劇…、アメリカ人が選んだ道だが、選挙民の思いから、かなり逸脱し始めてきた。
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徒然愚思

Author:徒然愚思
在インド9年、在シンガポール4年、中国放浪の旅1年…、
主食は酒、酒の肴は煙草、65歳過ぎて、未だふわふわ漂う‘はぐれ雲’人生…。

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