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米・アフガン18年戦争終結へ…タリバンの勝利…

長年、「テロ組織であるタリバンとは交渉しない」と言い放っていたアメリカ、二進も三進も行かないアフガンの状況に困り果てていた。策も無い。

2011年5月、ウサマ・ビンラディンの暗殺に成功した。そこで終われば良かったのだろうが、引くに引けない状況にあった。

ウサマ・ビンラディン暗殺後、アフガンをどうするか、妙案がない

アメリカは、「テロとの戦争」「不朽の自由作戦」と銘打って、タリバンとの戦闘の正当性を謳って来た。だが、一人の指導者の抹殺で「目的が果たされた」と言う訳にも行かなかったのだろう。

アメリカがテロリストと規定した「アルカイダ」に協力的なタリバン…、前アフガン政府与党でもある。支持者も多い。

ビンラディン暗殺後(2011年以降)、「反政府勢力であるタリバンとの闘い」の継続、「アフガン国内の治安安定」・「其の為の指導」、「民主的安定政権の定着」等々を掲げて、米軍の駐留を継続していた。

それから既に8年…。戦争の半分の期間は、駐留兵にとって「何を目的とした戦争か不明瞭」な時間であっただろう。

先が見えないアフガン戦争、オバマは米軍撤収に傾いていた。だが、「オバマ完全否定」を基本戦術としたトランプ、アフガン問題を一気に解決しようと2017年8月、増派を宣言した。そして2018年12月、当時約14,000人であった米駐留軍の半分を撤収すると宣言した。滅茶苦茶である。アフガン戦争の意義づけなど無い。全て「オバマの失敗」と言うしかない。「嘘」でも「真」でも、「どうでも良い」と思っている。

水面下でタリバンと交渉、アフガン政府を入れない「米・タリバン直接交渉」である。

今日の報道では、9月1日までの合意を目指す。基本は、「米軍の撤退スケジュールの提示」に基づく「米・タリバン停戦」のようだ。

アフガン政府は関与していない!?…。アフガン政府を無視した合意? どの様な効力はあるのだろうか? 国家間合意ではない。「アメリカと反政府勢力との合意」である。

合意後にアフガン政府と対話すると言っているが、傀儡政権とは言え、「それはないだろう」と思っているに違いない。それともアメリカが傀儡政権否定? タリバンを政府と認定? 何を考えているのか不明である。

兎に角、「米軍撤収ありき」の交渉だろう。それほどに、アフガン戦争は無駄な戦争と思っているのだろう。巨額な戦費を費やしている。

ウサマ・ビンラディンが暗殺された頃、アフガン駐留米軍は10万人以上いた。NATOを含めると外人部隊は約14万人とも言われていた。18年間、どの位の戦費がつぎ込まれたのだろうか? 駐留兵一人当たり年間1億円と言われている。それに兵器・弾薬、「財政悪化」の主因だろう。

米軍撤収はアフガン人の望むところのようだが、その後のアフガン、どうなるのだろうか? タリバンも健在であり、更にISが勢力を強めているらしい。「内紛激化」の可能性がある。「テロ事件」も増えるのだろう。最近、大掛かりなテロ事件が目立つようになってきた。

タリバン、「アメリカとの合意」は、アメリカがタリバンを「認知」した証、即ち、「タリバンの勝利」と誇る事だろう。北朝鮮・金正恩と同じ心境…、「アメリカと対等に交渉」している事を誇っている

18年に亘る戦争、一体何だったのだろうか? 子ブッシュ・オバマ、「18年戦争」を何というか見ものである。

トランプは、「子ブッシュ・オバマの誤りを俺が終わらせた」「俺は凄い」と言うに決まっている。
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米中狂共猿熊合戦・夏の陣…時間がKEY…


もう半世紀も前、会社の先輩が米国出張中、機内で野暮ったい白人から、アメリカ訛りの英語で、

Japanese or Chinese,which nese, you are?

と、見下す様に聞かれたそうだ。先輩はむっとして、

Monkey or Yankee,which Key,you are?

と、流暢なブリティッシュ英語で聞き返したそうだ。Key とKeeのスペルの違いは判っていてのジョークだったらしい。その後、どうなったかは判らない。確かに、多分、酔っぱらった(?)赤ら顔の白人、猿に似ていたのだろう

この話で判る事は、黄色人種蔑視だろう。中国人は苦力(クーリー)、日本人は太平洋戦争敗戦国、蔑視しても不思議ではない。ごく普通の白人「白人の感情」だろう。

だが今、その「黄色人種達に経済的に搾取されている」のが現実だとしたら面白い筈がない。米国白人の「愛国心」を高揚する「詭弁」だが、米国人の自尊心を擽るには十分なデマである

21世紀に入り中国は急成長、米中2極体制、米覇権争いの時代に突入した。

中国が打ち出した「一帯一路」「中国製造2025」計画、アメリカにとり脅威だろう。両計画とも阻止しなければ、アメリカ経済のみならずアメリカの覇権すら危うくなる。「ファーウェイ」に対する徹底的攻撃は、危機感が齎した典型例である。

アメリカの対中国経済制裁第4弾、対象3,805品目、約3,000億ドル、最大制裁税率25%、主に携帯電話、パソコン、デジカメ、そして40%を占めるのは衣服・玩具等の消費財…、米経済界が、「国内経済に与えるに影響が大きい」ので「反対」と陳情している製品が殆どである。トランプは、それを知っているが故に「先送り」している。「先送り」はアメリカの事情にある

制裁関税除外はレアアース、医薬品、重要鉱産物等々、これらは何時でも中国の対米制裁の武器になる。禁輸する事も出来る。F35は中国のレアアースが無ければ製造できない。今、「駆け込み輸入」しているのだろう。

アメリカの真の狙いは、通常貿易品ではなく、「中国製造2025」計画の阻止に移って来た。「ハイテクの覇権」を中国に奪われては、将来のアメリカは無い。軍事力もAIも恐怖である。

核は論外だが、ミサイル・システムでも最先端戦闘機でも、ロシアの方が米国より機能的に優れていると言われている。ロシアに関しては「監視体制」は十分だろうが、中国監視網は、まだ十分と言えない。外国企業に対する「技術移転の強要」=「スパイ行為」などは極めて危険である。絶対に防がなくてはならない

一方、中国は絶対に譲れない。「中国製造2025」は、「共産党大会での決議」であり「中国国民に対する公約」である。

狂人(トランプ)vs共産主義(習近平)…、「ヤンキー猿」と「熊のプーさん」の戦い…、「脅し」を武器とした「ディール」と、時間を駆使した「兵法」…、トランプには「選挙」と言う重圧がある。一方、習近平は「独裁政権」、時間を有効利に使える。「焦らし戦術」も選択肢の一つである。

トランプ…、中国に焦らされ、北朝鮮に焦らされ、イランに焦らされ、移民・難民・国境の壁に焦らされ、更に、「人種差別」で下院が非難決議、さぞ苛々している事だろう。

精神的に不安定な者に対す最も効果のあるアル武器は、「無視」、相手にしない事である。

「兵法」の基本、「時」が熟するまで待つ。「気」を読む。トランプが抱える問題は多々ある。敵も多い。批判する種も多い。十分時間を使って「機」を捉えればよい。トランプは焦れる。「夏の陣」、「静して動かず」「何も語らず」…、沈黙が一番。多弁は墓穴を掘る

「経済」と「気象」が切っ掛けになるかも知れない。
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アメリカの経済制裁対象国と貿易戦争対象国…


アメリカNO1主義に邁進しているトランプ、そろそろ危なくなって来た。

大統領就任当初、アメリカの経済制裁対象国は19カ国であった。

ロシア、北朝鮮、イラン、イラク、シリア、リビア、ベネズエラ、キューバ、ソマリア、コンゴ、スーダン、ベラルーシ、リベリア、中央アフリカ、ジンバブエ、ウクライナ、イエメン、レバノン、南スーダン…。

今は変わっているかも知れない。旧ソ連邦で現ロシア友好国、イスラム国家で王政でない国、アフリカの独裁・汚職国家が殆どである。そしてキューバ・ベネズエラ…。

トランプは、アメリカから甘い汁を吸い取っている対米貿易収支黒字国を経済制裁対象国と見做し、報復関税を科すと凄んでいる最大の攻撃対象は中国、覇権争いの宿敵でもある。更に、EU、カナダ・メキシコ、日本、韓国、インド…、アメリカにとり貿易上不利だと思われる国を、徹底的に懲らしめようとしている。

そして、ロシアから兵器を購入しているトルコなども経済制裁対象国としている。また、移民・難民の発生国であるエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの3国に関しては、援助停止と言う処分で制裁している。

この2年、トランプの軍門に下ったのは、アメリカの言いなりになった韓国、移民・難民問題で「脅し」に屈したメキシコとグアテマラ、NAFTAに関してはメキシコ・カナダ両国共頑張っている。そして、日本、巨額の兵器購入で問題を先送りにしている。

中国・インドを初め、多くの国は、「報復には報復」との態度を表明している。

問題は、アメリカ独自の制裁を他国にも「同調を押し付ける」事だ。イラン制裁などは典型である。アメリカの制裁が怖くて、英独仏はイランとの合意条件を履行できない。イランが怒るのも当然だろう。

一触即発の事態? 中々破裂しない。

チキンレース? 「口だけの激しい交戦」、最終的に「尻すぼみ」になり、どちらかが「無条件での話し合い」をオファーし、レースがうやむやになる


イライラ状態のトランプ、収容されている移民申請者に対し、「アメリカの扱いが不満ならアメリカに来るな」と喚いた。更に、女性民主党議員のトランプ批判に、「アメリカが嫌いならアメリカから出て行け」と暴言を吐いた。完全に、自分=アメリカと思っている。アメリカの裸の汪様…。人種差別と言う声が上がっている。下院で「非難決議」の動きもあるが、何の意味も無い。

これだけ世界に喧嘩を売れば、世界から嫌われるは必定と思うのだが、それをトランプの戦術と言う者も多い。デマゴーグの典型である。変な時代になったものだ。「USO時代」…。
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米不法移民一斉検挙…人道より選挙…


トランプの選挙公約である「移民政策」…、「不法移民を摘発し本国に送還する計画」がいよいよ実行に移される。

大統領就任当初、正規の滞在許可を持たない外国人は約1,100万人、今日現在、裁判所が強制送還を命じている不法移民は100万人超、今回は悪質な重罪犯約2,000人を一斉摘発すると言っている。その摘発対象者が住んでいるのは全米約10都市…。(2,000世帯?)

難民」の定義は1951年に「国際法」として「難民の地位に関する条約」で規定されている。だが、「移民」に関しては定義がない。主権国家が夫々の移民法を規定している。移民国家米国も独自の「移民法」がある

トランプの主張、基本は、

① 「米国移民法」厳守
② 既に移住している不法移民を摘発し本国へ強制送還する
③ 不法移民防止の為の「国境の壁」の建設


人道問題は論外…、「勝手に米国に来て何をほざいているんだ」「嫌なら来なけりゃいいじゃないか」と、非人道問題を完全に無視。更に、「移民の中には犯罪者・テロリストがいる可能性が大きい」、「安全管理上厳格な管理は必要」と訴えている。人種差別や宗教差別的主張も目立つ。だが…。

白人至上主義者のみならず、多くの米国民(殆どが白人)がトランプに同調している様だ。当然だろう。「移民は災いの元」。「移民は白人の職を脅かす」。「イスラム教徒は怖い」、そう思い込んでいる米白人は多いだろう。本音である。

アメリカの白人比率、1960年には約85%だったが、2040年代には50%を割り込み、2050年には約47%になると予想されている。保守的白人はかなり恐れている様だ。トランプは、その「恐怖感」を弄び、次期大統領選挙の支持者固めに懸命である。

オバマ政権、増大する不法移民に関し、「人道的対応」と言うか、「偽善的対応」と言うか、「中途半端な暫定的措置」を続けてきた。「全て先送り」で結論を出さなかった。言い換えれば、移民国家米国にとり、「これからの移民問題」は極めて難しい問題である。下手をすれば自己否定にも繋がる。

米国経済、一見堅調で失業率も低い。だが、GAFAと軍事関係以外の産業の国際競争力は悲惨なものだろう。老朽化したインフラ、近い将来、徹底したリノベーションが不可避になる。現代版「ニューディール政策?」…。其の為には、格安の労働力が不可避となる。白人は戦力にならない。今までは、「農業」と「3K」を含め、移民が主戦力であったが、移民がいなくなったらどうするのか

トランプ政権には「頭脳」が無い。国家プロジェクト? 異常気象対策? 聞いた事が無い。ハリケーン対策? 想定外の規模のハリケーンが来る可能性もある。「人出不足」になる可能性もある。そして、国家財政破綻、民主党が妥協するとは思えないが…。またまた政府機関閉鎖?

さて、10数都市、何都市が不法移民摘発を「非人道的」と騒ぐだろうか? 分断されたアメリカ、世界が見ている。
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トルコ、ロシア製ミサイル購入…トランプの「脅し」無視…


トルコ、ロシア製地対空ミサイル・システム「S400」の搬入・設置が始まった。トランプの「脅し」が通じなかった様だ。トランプは「トルコが購入を計画している最新鋭ステルス戦闘機F35を売却しない」「軍事企業や軍幹部に対し制裁を検討する」と脅しているが、トルコの方針転換はあり得ないだろう。F35、トルコは代替機で(ロシア製?)で穴埋めできる。むしろアメリカがF35の販売チャンスを失うことになる。そうなればNATOの亀裂は避けられない

トルコ、イスラエルとは犬猿の仲である。アメリカが支援するシリアのクルド民兵、トルコはテロ組織と規定し、攻撃を加えている。更に、サウジによるカショギ氏暗殺事件、うやむやになりつつある。だが、サウジ・ムハンマド皇太子が指示した事件である事は明白である。アメリカは皇太子を擁護し動こうとしない。トルコがアメリカに対し腹を立てるのは当然だろう。

「S400」、最初の購入国は中国、そして去年インドが購入契約を締結した。カタールも購入を検討、サウジとの喧嘩要因になっている。クリミアは?

アメリカはパトリオットを売りたがっているが、「S400」の方が「性能」は良いと言われている。露中印+トルコが「S400」システムで結ばれ、そこにカタールも「S400」を配備すれば、アメリカとイスラエルにとり脅威となるばかりか、中東地域とNATOの軍事バランスも変わってくる。

トランプの「脅し」に屈せず、制裁も怖がらず、堂々と自国の方針を貫いたのはトルコが初めてだろう。トランプは「口だけ」で何も出来ない。これから、時間と共に、「ディール」=「妥協の産物」が出て来る。「惨めな妥協」は支持を失う。最近は、かなり早口になって来た。かなり焦っている証拠だろう。

イランと北朝鮮の核問題、「同じ論理」で決着しなければならない。矛盾は通じない。イランにとっても北朝鮮にとっても、「核」は「ディールの武器」、完成した北朝鮮、未完成のイラン、状況は全く違うが、「核は核」である。

中国、台湾に武器を売却する米企業に「経済制裁を実施」すると発表した。中国の国内法に基づく報復措置である。米中貿易戦争にどの様な影響を与えるか? 交渉は益々難しくなる。


トランプ思考の基本は「不信」にある。「不信」を払拭するのは難しい。従い、同族と忠誠を重視する。トランプには、「嘘」が浸み込んでいる。従い、「嘘」を極度に恐れる。自分に都合の良い事だけが自分にとって「真」と思い込む。ナルシストの典型である。

様々な問題が制限時間を迎えつつある。財政破綻問題も直ぐ来る。何が起きてもおかしくない「不安」と「不安定」の時代、それでも株価が上がり続ける。不思議である。世界の投資家が狂っている?

民主党に迫力が無いのがトランプを増長させている。大統領候補が20数人! 有力候補は後期高齢者! トランプはほくそ笑んでいる事だろう。有力な若いリーダーが出てこない。 日本と似ている?
プロフィール

徒然愚思

Author:徒然愚思
在インド9年、在シンガポール4年、中国放浪の旅1年…、
主食は酒、酒の肴は煙草、65歳過ぎて、未だふわふわ漂う‘はぐれ雲’人生…。

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